ジムおじさんの台湾ツアーレポート

 ハーイ!ジムおじさんです。今回から、イベントレポートを時々書くことになりました。よろしくお願いしますm(-_-)m

 初回から大変なレポートになってしまいました。な、な、なんと星野「夢・星野スポーツ塾」塾長(今回は星野全日本監督のほうがいいかな?)と田淵幸一・山本浩二、野球部キャプテン(同コーチ)率いる全日本野球チームを、北京五輪予選をかねた「アジア・チャンピオンシップ」に、ツアーに応募された星野スポーツ塾・部員やファンの方々と、総勢70名以上で応援に台湾へ行ってきました。どこまで、あの感動をお伝えできるかわかりませんが、バックネット裏から観た応援の状況などレポートしますので、最後まで読んでください、よろしく。

12月1日(土)

 関西国際空港から台湾・台北国際空港へ向けて、大きな揺れもなく快適な飛行でしたね。台北到着後、バスで高速道路を一路、球場のある台中市へ向かいました。約2時間の行程で、途中サービスエリアで休憩。コンビニでペットボトルのお茶を買って飲んだら”なんじゃ、こりゃ〜”思わず噴出しそうになりました。なんとお茶に砂糖が入っているのではないの(こりゃ参ったね、ストレンジテイスト!)あとでガイドさんから説明があって、台湾では砂糖入りが普通なのだそうです(> <)食べ物のレポートは、またの機会に・・・。

 夕方、大会会場の台中洲際野球場に到着。夕日が旭日の朱色・・・まさに日の丸・日本(感激!!)前試合の台湾VS韓国戦が終了(韓5>台2)した後で、双方の応援団が帰路についている最中の到着だったので、両国の応援団の雰囲気を垣間見ることができた(これは、なかなかやるかな?)。

 球場は、事前の報道の通り、照明は暗く外野はモヤがかかったような感じでした。さあ、いよいよ第1回戦・フィリピン相手だ。気を抜かないように応援しよう! ジャパンは先発・湧井の好投で1回の表を0点で抑えるとホームゲームの1回裏いきなりの5得点先取。最先グッドなスタートだ。日本側応援団(応援リーダーは阪神応援団が公認応援リーダーになりました)も、日本の各球場と同じ感じで、いいノリで応援(われわれもスティックバルーンを打ち鳴らし)しました。試合は途中、中だるみもありましたが結局7回(日10>F0)コールド、日本側応援団の大歓声の初戦勝利で終了しました(しかし夜はけっこう冷えて寒いな)。明日の韓国戦に気を引き締めながらも、気分よく旅の疲れもあって、爆睡の夜でした。

12月2日(日)

 日本の4月下旬ごろの気候(?)のような清清しい天気で気持ちよく目覚め、一日が始まりました。午後4時ごろまで自由行動で、皆さんそれぞれの行動予定で過ごされました。小生は台中市内を散策した程度で、16時前ごろ全日本チームの出発に合わせて、宿舎(隣のホテル)まで行きました。

 決戦の時が徐々に迫りつつある中、すでに殆どのコーチ・選手は、球場に向かうバスに乗り込んでいました。さすがに今日は今回の天王山・韓国戦なので、田淵コーチの表情も硬く、最後に乗り込んだ「星野監督」の表情は厳しく、普段より一層闘志がピリピリと伝わってくる感じでしたね。我々も自然に緊張感が伝わり、球場に向かうバスの中で、同じアテンダーのマッキーが「もうドキドキしてきた。すごい緊張してくるわ」と言っていたぐらい、応援の皆さんも緊張している様子でした。

 スタンドは日本6韓国4程度の応援団の割合だっただろうか、試合開始前にして、双方とも徐々に盛り上がり始めていく。ふと韓国側(3塁側)応援団を観ると、なんと最前列にひな壇をわざわざ作って、その上で5・6人のチアーリーダーまでいて、統制の取れた応援をし始めたではないか。“う〜む、これは応援でも負けていられない!”と気持ちを改めて引き締めた。皆さん同じ気持ちになったのではないでしょうか?

 いよいよ試合開始前のセレモニー。国歌「君が代」を斉唱する声にも力が入る。普段より日本人応援団の声も大きい。今夜の試合は日本側、ビジターの1塁側・先攻で始まる。1回の攻撃は無得点。その裏、日本は先発に成瀬。しかし韓国の攻撃はホームランで1点先取。韓国応援団、大盛り上がり状態。わが日本応援団、悔しいが更に気を引き締め、ニッポン・パンパンパン、ニッポン・パンパンパンコールでスティックバルーンをみんな更に強く打ち鳴らす。その応援が届いたのか、直後の2回表ツーアウトから星野監督がテーマにしている“つなぎ野球”で2点奪取の逆転。今度は日本応援団が大いに盛り上がる。

 さらに緊迫したゲームで回が進み、攻撃の時、守備の時、星野監督(久しぶりの闘将の姿)以下全員がベンチの前列で声を出して、一致団結した姿を示していた。われわれ日本応援団も益々テンションがあがり、声が嗄れるまでの声援を送った。4回から川上憲信、6回からリリーフに岩瀬を投入の必勝リレー。岩瀬は8回までのロングリリーフで必死の続投。その後、両チームとも追加点をとって日本4:韓国3で迎えた9回裏、ピッチャーは全日本の守護神“上原” 球場全体が異様な興奮状態になり2アウト。すると日本側からおなじみの“あと一人あと一人”コール。

 ウィニングボールはファースト新井のグラブへ吸い込まれた。その瞬間、割れんばかりの大声援!! 日本チーム全員、優勝したような雰囲気。応援団も大興奮、別の応援ツアーの見知らぬ人、しかし同じ日本人同士、抱き合って勝利を喜び、歓喜の涙・バンザイコール一色のスタンド。星野監督はじめ全日本チーム、応援団に感謝のカーテンコール。なお一層、バンザイコールが更に大きくなった。天下分け目の関が原を勝ったことで、全日本チームは更に気を引き締め、台湾に勝って北京五輪出場権を決めにいくだろう。われわれ応援団も、最後の一戦を、気を抜くことなく頑張ろう!!

12月3日(月)

 さすがに昨日の緊張と応援疲れで、なかなかベッドから起き上がれず、朝寝坊してしまいました。心地いい疲労と昨夜の韓国戦の余韻も、徐々に今日の台湾戦に向かって、気持ちが昂ぶり始めてくる感じが自分でもわかる状態になっていましたね。地元の英字新聞には台湾サイドの記事が載っていて“最後のチャンス、日本に大差で勝つしかない”の見出し。また“応援でも負けない”もあり、先発投手比較が乗っていて、我らの「ダルビッシュ有」についても“日本ナンバー1の投手”と紹介されていました。

 今日も、皆さんの自由行動時間の間に、小生も買物ついでに市内観光でもしようと、ホテルの日本語が話せる女性従業員に、地元で人気のスポットを聞いてみると、“東海大学”(台湾の)近くに若者に人気のある“芸術通り”を教えてもらいました。タクシーで10分ぐらいのストリートに到着すると「なんだか寂しい通りだな」と思いながら200メートルぐらいの距離の通りを歩きました。すると殆どのお店がシャッターを閉めた状態で「おかしいな」と思っていたら、オープンが12時からになっていて、小生が到着したのは11時過ぎ。まだクローズ状態だったので、通りも人はまばら、静かな通りでした。時間待ちしようとコーヒーショップを探すも、これまた12時オープンで仕方なく、トボトボとタクシーを拾うために、大きな通りまで15分程度歩きました。結局、台中駅近くのショッピングセンターで小物のお土産を買う事になりました。

 気を取り直して昨日と同じように、全日本チームが球場へ向かうバスを見送った時に仰いだ、星野監督の表情は、昨日より穏やかでしたが、その奥に秘めたる勝利への気迫が感じられた様に思えました。我々の応援バス車中でも、昨日より幾分和やかな雰囲気になっていました。しかし、“気を緩めないよう、みんなで気を引き締めて応援しよう!”とバスの中から皆さんで気持ちを高めていきました。

 17時(日本時間18時)前に球場に到着。今日も夕日がきれいだ!最近は日本では、なかなか見られない大きな夕陽。なんとも感動的と感傷に浸りながら、球場内へと入って、バックネット裏の席に着いた。試合前のセレモニーが始まる頃には、2階席も含めぎっしりの満員。なんと日本応援団を取り囲むように、地元・台湾の応援団が陣取っているではないか。我が日本応援団が応援を始めると、統制が取れた台湾応援団が、我々の声を打ち消すように応援を始める。まるで甲子園球場で阪神と戦う相手チームの応援団の気分だ。「負けられない!!」少数でも大きな声で声援しよう!「今日、負けたら何にもならない。」この気持ちは、戦う星野監督以下ジャパンの全員一致の気持ちそれが伝わるかのように、我々応援団にも緊迫感が、試合前から漂っている。

 いよいよプレーボール。ジャパン先攻で、まず1点先取。その裏、ダルビッシュ有の先発で台湾打線を抑えていく。それにしても台湾応援団の声援は強烈だ。ゲームは膠着状態のまま、6回裏まで進む。“カキーン”台湾の打者が放ったボールはセンター右へ、ツーランホームランだ。球場全体が台湾応援団で揺れる〜〜。まるで、もう勝った様な雰囲気。それでも日本の応援団は怯まず。このやかましい台湾応援を少しでも打ち消してやりたい気持ちで、さらに一致団結が強まる。

 それが通じたのか、7回の表、我がジャパンの攻撃は、うっぷん晴らしのような、怒涛の攻撃!! しかし、ここにも星野イズムがきちっと表れる。さすが我がジャパン(^_^)ノーアウト満塁からまさかまさかの「エ〜、スクイズ!?」手堅くつなぎ、そこから更に得点を重ね、なんと打者12人。さすがに台湾応援団、意気消沈で段々トーンが下がってきた。今度は日本の応援が球場に響き渡る。更に追加点を加え、藤川・上原の球児・浩二、必勝リレー。“あと一人、あと一人”の声援受けて上原、豪球を投げた、ショート川崎、ゴロを捕球してセカンドベースを踏んで、ホースアウトから新井のファーストミットに。ダブルプレーアウト、試合終了!!歓喜のバンザイコール。

 ジャパン、北京への切符を手にした。日本応援団、抱き合って喜びを表現する人、歓喜の涙でハンカチを手にする人。星野監督の胴上げ(2003年以来だけど応援席からはちょっと見づらかった)バンザイ・バンザイ・バンザイ。今度は宮本キャプテンだ。さすがジャパンのまとめ役。星野監督のサポートをよく務め上げた。しばらくの間、球場全体が甲子園球場化したようだった。

 ジャパン勝利の余韻が漂う中、「アジア・チャンピオンシップ」の閉会セレモニーが始まり(ちょっとMCのマイクの調子が悪かったけど)表彰台に星野監督始め、全日本チームが横一列に上り、観客の声援に応え、胸にはゴールドメダルが燦然と輝き、チームメンバー全員が誇らしげにしていました。MVPにはジャパン阿部が選出され、なお一層の喝采を受けていました。

 セレモニーも終了し、再度、監督以下チーム全員は、応援団に感謝のカーテンコールで応え、チーム・応援団一丸となった今回のチャンピオンシップを締めくくりました。勝利の美酒に酔いながら、台湾最後の夜、安心した心地よい爆睡に意識が飛んでしまいました。

12月4日(火)

 ツアーS・Aコースの方は、出発前の午前中に「夢・星野スポーツ塾、ファン・ミーティング」を開催・参加して頂ました。特別ゲストに“板東英二さん”を迎え、軽妙なトークで今回の4日間を振り返っていただき、皆さん、笑いの渦に疲れも吹っ飛んだようです。
そして午後のフライトで、関西国際空港に無事に到着しました。

 今回のツアー、大きな事件もなく、北京オリンピック出場決定の歓喜の中、無事に終了しました。長々と4日間のレポートを、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
またの機会に・・・ ジムおじさんでした。

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